2015年12月1日火曜日

セミナーレポート 2015年10月30日 【様式1活用セミナー(中級編)】


 10月30日に、「様式1活用セミナー中級編~DPCデータを用いた医療圏分析~」を実施しました。本セミナーは入門編の続編として企画しており、タイトルの通り厚生労働省より公開されているDPCデータ(以下、公表値)を活用した、医療圏分析などを実施しています。
 入門編と同様に、参加者1名につきパソコン1台をご用意し、Excelで操作体験しながらの学習形式となっています。なお、セミナー後のアンケートでは、セミナーの内容に対して、88%の方から「大変参考になった」、あるいは「参考になった」とのご回答を頂きました。(未回答含む)

 ここでは、セミナーで取り組んだ医療圏分析や、様式1EFファイルを用いた収益性分析の一部をご紹介致します。
--------------------------------------------------------------------------------

ICD10コードをMDCDPCへコーディング
 公表値は、一部DPCコードを用いた集計結果となっています。そのため、DPC対象病院以外の医療機関の方々も、公表値の活用のためには、自院のデータをDPCコードへとコーディングする必要があります厚生労働省のホームページにある診断群分類(DPC)電子点数表マスタを用いて、VLOOKUP関数を使うことにより、コーディングが可能となります。
MDCへのコーディング例


DPC6桁へのコーディング例


②公表値を用いた二次医療圏分析
 ①で実施したICD10コードをDPCコードへコーディングしたことにより、自院のデータと公表値との比較が可能となります。公表値には様々な種類があり、用途に合わせてファイル(公表値)を使い分ける必要があります。
 下図は、近隣の医療機関と平均在院日数の比較をしたときの例です。ファイル(公表値)の中から該当する医療機関のデータを抽出し、自院のデータを加えることでデータの比較が可能となります。

              ※セミナー内では実際の公表値を用いて、作業して頂きます。

③様式1EFファイルを用いた収益性分析
 EFファイルには病名の情報がないので、病名単位での集計をするためには、様式1のデータと連結する必要がありますVLOOKUP関数で様式1EFファイルの必要な情報を結合し、ピボットテーブルを活用して、下表のようにデータを集計します。

例)4月退院患者の集計結果

----------------------------------------------------------------

 
 当日のセミナーでは、上記の他にDPCの概要説明や、分析の応用として、ポジショニングマップの作成などのご紹介もしました。ポジショニングマップについては、地域医療構想策定における、自院のビジョン設定にも役立つツールになるので、ご興味ある方は是非、次回開催の際にご参加下さい。


 なお、入門編、中級編共に、各医療機関に訪問して研修サービスをご提供する「訪問型研修サービス」をご用意しております。詳しくは、営業担当者へお問い合わせください。

 最後に、PRRISMでは今後も定期的にセミナーを開催する予定です。セミナー開催のご案内は、マイページにご登録いただいているお客様から優先的にご案内しています。この機会に、マイページのご登録ご検討いただければ幸いです。